礼文島を歩こう!>情報収集のヒント

礼文島を歩くなら絶対おススメの一冊!

礼文 花の島を歩く礼文 花の島を歩く』(北海道新聞社刊)はすばらしい本です。季節ごとの豊富な花の写真に加え、トレッキングコースのイラストマップや地点間の距離、トイレの場所、標準タイム、高低差などが、わかりやすく書かれています。

また、掲載されているすべての写真に、撮影地と撮影年月日が添えられています。これを見れば、どの時期にどんな花や風景が見られるか(見られそうか)もわかります。

礼文島についてもっと知りたい方には『利尻・礼文自然観察ガイド』(山と渓谷社、2006年刊)をおすすめします。利尻・礼文の自然ついての解説と、実際に歩くためのモデルコースとのバランスがよく、読みものとしても楽しめます。

細かい情報は現地調達でも十分

主要なトレッキングコースの案内図(簡単な地図)は、香深フェリーターミナル内の観光案内所で無料でもらえます。歩くときの標準タイムや咲いている花の種類など、必要な情報がわかりやすく記載されています。

香深フェリーターミナルには、リアルタイム(毎日更新)の開花情報も掲示されています。これを見れば、そのときのベストの場所が確実にわかります。

宿をうまく活用しよう

インターネットの時代になっても、地域の情報が即座に伝わるのはやっぱり口コミです。とりわけ、生の情報が集まっているのは、宿です。宿には、実際に礼文島を歩いた旅行者(宿泊客)からの情報(感想)が、たくさん集まっています。

上で紹介した『礼文 花の島を歩く』の巻末には「8時間コースの説明ができる宿」のリストが掲載されています。これらの宿であれば、8時間コースに限らずトレッキングコース全般についていろいろ教えてもらえると思われますので、宿選びの参考にしてみてください。