礼文島を歩こう!>トレッキングコース紹介>礼文岳登山
コースの概要
内路バス停(駐車場、トイレ、自販機あり)から、ひたすら頂上を目指します。途中に平坦なところや下るところはほんの少ししかなく、ほぼひたすら上りです。左右の見通しのきかない区間が多く、淡々と歩き続けるしかありません。視界が開けてくるとまもなく頂上らしき場所がありますが、これは通称ニセ頂上。頂上はさらにその先の上のほうに見えます(ただし下界が晴れていてもこの辺まで来るとガスってきて頂上が見えないことも多いです)。
ニセ頂上付近から頂上までの間は、標高は400メートル台ですが、ハイマツ帯が続き、1000メートル以上の高い山のような風景です。ゆっくり歩けば往復4時間、登山に慣れている人であれば上り2時間下り1時間以内で山頂を往復できます。晴れていれば、山頂からは360度の眺望が開けます。
古い地図では、起登臼(キトウス)からの登山ルートや、頂上から西海岸へ下るルートが記されているものがありますが、これらのルートはいずれもかなり前に廃道になっています。現在は、内路~山頂が唯一の登山ルートですので、これ以外の道には入らないようにしてください(低山ではありますが、過去には、道を間違えて遭難事故になりかけた事例もあります)。 |
(2000-08-13)
花はありません
礼文岳の登山道には、花のシーズンでもお花畑といえるような場所はありません。礼文島の他のトレッキングコースのように花や風景を楽しむのではなく、頂上を目指すことに意義があるコースです。