礼文島を歩こう!>旅の季節
4月下旬~5月中旬 遅い春 ミズバショウからレブンアツモリソウへ
オフシーズンはほとんど休業していた宿泊施設やお店が営業を再開するのはGWの頃から。礼文島の5月はまだまだ寒々とした風景が広がっていますが、久種湖畔のミズバショウや島内各地で見られるエゾエンゴサクの青い花が春の息吹を感じさせてくれます。観光客の少ない時期なので、のんびりと島を楽しむにはよい季節です。
民宿海憧のブログ「ハナとわたし」の以下の記事も参考になります。 春の花(2012-04-28)/春の花2(2012-05-01)/水芭蕉がすごい(2012-05-14)/咲き始めたばかりの水芭蕉(2013-04-24)/春のゴロタ岬(2013-05-07)/水芭蕉はそろそろ終わり?(2013-05-20) |
久種湖畔(2005-05-07)
5月下旬~7月中旬 礼文島観光のピーク 咲き乱れる花、花、花…
5月下旬から、礼文島固有種にして絶滅危惧種のレブンアツモリソウの開花が始まります(開花期は概ね5月下旬から6月中旬ですが、年によって異なります)。6月に入ると、いよいよ本格的な高山植物の季節。7月中旬までの間は、西海岸のあちこちにお花畑が広がります。天候は不安定で、雨や霧の日が多い時期です。
民宿海憧のブログ「ハナとわたし」の以下の記事も参考になります。 ピンクの猫じゃらし(2013-07-16)/レブンアツモリソウ開花しました2013(2013-05-31)/レブンアツモリソウ開花してます(2012-05-29)/レブンアツモリソウ群生地へ!(2012-06-06)/新しいカメラを持って(2012-06-16)/花が咲く礼文空港(2010-06-24)/桃岩展望台と元地(2010-07-03)/礼文空港のエゾカンゾウ(2010-07-05)/一番好きな場所。(2010-07-06) |
レブンアツモリソウ(2012-06-08) 桃岩展望台付近(2012-07-14)
7月下旬~8月 短い盛夏 緑と青のコントラスト
7月下旬以降も、「花の島」としてはピークを過ぎてはいるものの、レブンウスユキソウをはじめ、まだまだ多くの花が咲いています。気温は上がって夏らしい日が多くなり、青い空と海、爽やかな風、大地の緑がとても気持ちのいい季節は、トレッキングにも最適です。
桃岩付近(2006-08-13) 船泊付近(2012-08-14)
9月~10月上旬 秋から冬へ 高く澄んだ空と夕日
9月に入ると、天候が安定し、晴れた日が多くなります。観光客の数はさらに減るため、島の風景をのんびりと楽しむにはとてもよい季節です。また、この時期は、気温、湿度ともに下がり、空が澄み渡ります。日没前後の夕景が1年でいちばんきれいな季節です。
日没直後の海憧前(2010-09-18) 桃岩付近(2012-10-13)
シーズンオフは日程にはゆとりをもって
10月中旬から4月中旬までの間は、礼文島観光はシーズンオフです。宿泊施設や観光客向けのお店の多くは休業しますので、島を訪れる場合は、あらかじめ宿を確保してからお出かけください。また、冬になると、海が荒れることが多くなるため、ときにはフェリーの欠航が何日も続くこともあります。島から出られなくなることも覚悟のうえで、日程には余裕をもってお出かけください。
冬の地蔵岩(2014-02-09)